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gauge (2020-2021)

2020年4月に、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令された。
自宅待機中、コロナ禍における不穏な日々の心と体の拮抗をログ化したいと思うようになった。

ネットサーフィンをすると、編み物には 前頭前野のへの活発な刺激を行う効能があるという情報を得た。
(前頭前野: 想像力やコミュニケーション能力、記憶力を司る。ヒトの思考や創造性を担う脳の最高中枢)


ゲージとは自分の編み目の緩さキツさを確認する作業のことを指す。10cm正方の中に縦横何目あるかを数え、自分の編み加減の物差しを確認し製図を行う。

ゲージを毎日編むことによって、コロナ禍中であっても自分を人たらしめることができるのではないかと思い、特別定額給付金10万円を使って毛糸を購入し、1年間棒針編みゲージを1日1枚編んで撮影し、ゲージ365枚をブロック連結させた。

VIDEO
(音声をONにしてご覧ください)

『gauge (2020-2021)』  Alt_Medium  (プリント支援:キヤノン株式会社 ※大判プリントのみ)

■京都芸術大学准教授/勝又公仁彦さんとのギャラリーレポート&オンライントーク

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