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執筆者の写真Mai Ishida

8月 (We must put out smoke of war)



8月に入り、広島長崎の原爆投下日、終戦記念日がやってくる。


長崎で原爆投下された日。

祖母がガラスが突き刺さった体をいたわり生き延びてくれたおかげで

今 私は生きている。


自分が生かされている意味をずっと探している。まだわからないし、わからないまま死んでしまうのではないかとも思う。

広島長崎の被爆者が皆亡くなった後、核が遠慮なく使用されるのではないかと危惧してならない。人間が核を駆け引きやビジネスで用いている現状は変わらないどころか悪化していくばかりだから。

パワーに対してパワーを返すのは、最終的には両成敗になるのではないか。

(どちらもこの世からいなくなる。この世という概念のない惑星になる)


祈るだけではダメだと常々思う。 自分の半径何メートルのことばかりにとらわれないようにしなければならない。


原爆投下まで生きた方々、原爆投下後に生き続けた方々へ敬意を。


写真を撮るようになって、被爆3世であることが私のアイデンティティなのだと気づけた。








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