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執筆者の写真Mai Ishida

運命の場所

12/15(土)に、JALのどこかにマイルを使って、日帰りで宮古島・伊良部島・来間島に行きました。





エメラルド色の海は写真でしか見たことがなかったのですが、本当に実在するとは。

何度も見ても見飽きませんでした。


海を見て島の食べ物を食べただけの旅ですが、それだけでもう充分満足しました。






今回記す内容は旅の終わりの出来事で、レンタカー会社のスタッフと送迎車の中で話した内容です。

行きの送迎・帰りの送迎を担当してくださった20代半ばくらいの男性で、嵐の相葉雅紀さんに似たスッとしたイケメンさんでした。琉球なお顔立ちではないなあと思いました。


帰路宮古島空港までの15分くらいの短い時間の車中の会話です。


「関東から日帰りですか? すごいですね。僕も実は関東出身なんです。生まれも育ちも関東です」

「そうなんですか!(あ、やっぱりそうなんだ)どちらのご出身ですか?」

「〇〇です」

「え、うちと近いです。東横線沿いですよね?」

「はい」

「なんで宮古島で働いているんですか?」


「僕は喘息がひどくて、関東での生活は辛かったんです。卑屈になることもあった。体を元気にしないと心も元気になれない。そう考えて、3年前から一念発起して宮古島で働きだしたんです」

「すごいですね!! 人生の大きな選択をしたんですね」


「はい! 今僕は天職についたと思っています。毎日が楽しいです。喘息も、そんな持病を持っていたっけ?と思うほど。全く症状が出なくなりました」


「宮古島はいい場所で、大好きです。お越しいただきありがとうございました。また是非いらしてください」 


短い時間の会話でしたが、空港でお別れした後も、羽田空港に到着した後も、余韻が頭に残りました。

今の自分に沁みるからだろう、きっと。


体に引きずられずに日々を過ごさなければ。


また、人生を変えたいと思い関東に出てきた数年前の自分のことを思い出しました。

初心が色褪せていないだろうか。


揺るぎない美しさを保つ海。変わらないことの強さ。青が眩し過ぎました。


もし次回宮古島に行ったら、海と空をひたすら眺める日が欲しいなあ。

これ以上の贅沢はないと思います。

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